2×4工法の変更点 (TJI)
家を建て終わって早1年以上が過ぎ、12ヶ月点検も終了したのに
今でもネットや雑誌を見て、住宅やインテリアの情報をセッセと収集する私。
家を建てると決めてから
今ではすっかり住宅オタクになってしまいました。(笑)
そんな私が、家の建築依頼先に富士住建を選ぶ際
とても参考にさせていただいた“e戸建て”という掲示板の中で
1ヶ月前ぐらいでしたか
「ツーバイフォーがダブルスタッドになってTJIになった」というレスがあって
すぐさま富士住建のHPにある
“工法のご案内(2×4工法)”というページへいってみると
おおっ、ホントに変わっているじゃあ、あ~りませんか!
しかも我が家と同じで、2×4工法の変更なので
とっても気になってしまい、思わず色々と調べまくってしまいました。 (^^;
まずはぺージの上部と中央部に、写真が載っていますが
これが「TJI」という、新しく採用された主に床用の構造材だそうです。
TJIとは、トラス・ジョイスト・Iビーム(Trus Joist I Beam)の略語らしいです。
この構造材を横から見ると
Iの字に見えることからI型ビームと呼ばれるみたい。
これは電車に使われるレールの断面などと似ていますが
この形は材料を節約し、かつ強度を持つことが可能で
力学的な特性を最大限に発揮することの出来る形みたいです。
TJIの主な構成は、上下にあるフランジ(Iの字の上と下の横棒部分)に
富士住建の在来工法でもお馴染みのLVL(Laminated Veneer Lumber)
もしくはMSR(Machine Stress Rated Lumber)を使っていて
その間に挟まれている感じのウェブ(Iの字の縦棒部分)には
OSB(Oriented Strand Board)もしくは構造用合板が用いられているそうです。
ページの中央にTJIと一般の床根太に使われる2×材の写真がありますが
これを見るとTJIの方が貧弱そうなので強度的にも不安になりそうですけど
通常の2×10に比べて1.3倍の強度が保証されているそうです。
そして2×材だと大きな空間を確保しようとすれば
床を支える骨組みの間隔を狭くするか
2本を併せて強度を増すことが普通らしいのですが
TJIだとスパンが稼げるし
TJI自体が軽量なので、建物全体も軽量化出来るようです。
また一般製材の含水率が19%以下であるのに対して
LVLとOSBで構成されるTJIは14%以下の含水率しかないそうで
寸法の安定性が良く、施工後の寸法変化ほとんど発生しないそうです。
だから床鳴りも生じにくいんですって。
さらに強度もあるので、結構重量のあるもの(ピアノなど)を置くのにも
床の補強をほとんどしなくても大丈夫らしいです。
そしてウェブの部分には
配管用の大きな穴が開けられるので、施工もしやすいのだとか。
これは、TJIの強度がフランジに使われる材料で決定され
ウェブの合板の強度はほとんど加味されないからだそうです。
と、何とも良いことずくめのTJIですが、欠点はやはりコストが高いみたいです。
でも、建築資材の値段が上がっている昨今の情勢に
坪単価は抑えながらも、理論的に強度の高い部材を
コストがアップしても導入しようとする富士住建の企業姿勢には
私のひいき目かもしれないけど、とっても感心しちゃうなぁ。
ただし、木造の家を建てる場合なんかは
その構造に無垢の木を使うのか、集成材を使うのか、などで
議論が分かれる部分でもあるし、施主の好みが出る部分でもあるので
例え理屈的には優れている仕様の変更でも
全ての人に受け入れられるわけじゃない点が難しいのでしょうね。
だけど、私も2×4のことを散々調べていたのに、全然気が付かなかったのですが
TJI自体は決して新しい部材じゃなくって
アメリカやカナダなどではかなり普及もしているし
日本でも結構前から使っているハウス・メーカーがあったんですね。
だったら富士住建も今じゃなくて、もっと前に導入して欲しかったなぁ。 (ToT)
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